2015年7月現在、日本政府の借金は1015兆円に達しています。
これは、ある人は政府、企業、家庭の資産と負債がほぼ同じなので大丈夫という人がいますが、これは全く変な話でそもそも政府の借金を国民がすべて肩代わりするなら、そのとおりですが、自分の貯金、資産は自分のもので政府に無条件で持っていかれるなど冗談じゃないというかたがほとんどです。国民の資産は国民のもので政府のものではありません。
また、政府の借金が増えても国民の資産(国債)が増え、それを銀行に預け、またそれを政府の国債を買う資金にするという都合のいい無限ループが成り立つという人もいますが、借金(国債)が増えていくと、国債をお金に変えるのが難しくなり、100年後、あるいは200年後にしかお金に変えられないということになり、国債はただの紙切れとなります。
政府の借金が増えれば、国民の資産も増えるといっても、それは国債であり、国債が無限に増えれば紙切れになります。
また、円をたくさん刷ればいいという人もいますが、そんなことをすれば、インフレになり、お金の価値が下がっていきます。
結局、借金は借金であり、巨額の借金が魔法のように消えることは無いのです。
今は大丈夫といってもそれは時間の問題であり、例えていえば、東日本大震災の前の日本の原発政策と同じで、今は大丈夫、今まではなんの問題も無いといって、地震大国日本で原発を作り続けるようなものです。 今は大丈夫というのは全く大丈夫という理由になりません。
巨額の借金が大丈夫というのは原発安全神話と同じで、真実は、原発が増えればリスクも増える、借金が増えれば破綻のリスクも増えるというのか正しい言い方だと思います。
ただし、未来は決まっているわけではなく、神風が吹くか、あるいは傑出した指導者が出てくれば破綻しないかもしれません。ただしそれは神風期待の政策です。
先日ギリシャで国民投票があり、EU案が否決されましたが、そんなことをすればキリシャは銀行にお金がなくなり、自分の貯金が引き出せなくなったり、いろいろ困るでしょう。また、アメリカはドルの価値がどんどん下がっています。日本はインフレになり、いずれは国債が紙切れのようになるのではないでしょうか。
結局、借金は借金であるという子供でも分かるような真実はどんなに否定しても、真実は真実であり、このことが世界の共通認識になるには、天動説が消えるのとおなじくらいの時間がかかるかもしれません。
この件に関してヤフー知恵袋の方でも少しやったのですが知恵ノートの方でもやらせていただきました。
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日本政府の借金は深刻 2 ギリシャとの違い というノートを書いたので良かったらそちらの方も見てください。

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