海の事故についての知識を身につけましょう。


離岸流

離岸流は、海岸から沖に向かう水の流れです。

海の事故1.png海の事故2.png

この流れに入った場合、頑張って岸に行こうとしても岸には近づけず、体力を無駄に使ってしまいます。

こういう場合は、そのまま流されて助けを待つか、向岸流に流されて岸に近づきましょう。


特徴

離岸流:砂浜が凹(くぼ)んでいます。また、波が白くなっていません。

向岸流:砂浜が出っ張っています。白波がたっています。


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応急処置・応急対応


1.溺れている

自分が近づいて行くと、溺れている人は掴みかかってきます。

そうすると、自分も溺れてしまうので、最初は「棒や長い布」を使って、溺れている人から距離を取りましょう。

溺れている人に近づいて助けるのは、最後の手段です。

その時は、背後から首めがけて腕をかけます。(そうしないと、掴みかかってきます)

※もしもつかまれた場合は、潜りましょう。沈むものを掴もうとはしません。

2.熱中症

軽症:日陰で休む。水分補給(スポーツドリンクなど)

中症:病院で点滴をする。

重症:救急車で救命医療を行う医療施設に搬送し、入院治療

3.毒生物

毒クラゲ(ハブクラゲ)

まずは上陸。泳げなくなって、溺死します。

触手が絡みついた部位は触らないこと。悪化します。

酢をかけて、刺胞(毒針)の発射を抑える効果があります。

(※注意:カツオノエボシやウンバチイソギンチャクに刺されたときには酢をかけてはいけません。逆に刺胞が敗れて被害が広がってしまいます。)

触手をそっと剥がします。

患部を冷やします。


毒魚

傷口から毒をしぼり出し、よく洗う。毒針(棘)が刺さっている場合は抜く。

患部を40℃以上の湯に浸ける。(熱に弱い)

早く病院に行く


アカエイ

①冷水で傷口を洗い、毒液をしぼり出します。

②40℃以上の湯に30分浸します。

③なるべく早く病院に行き、痛みと腫れがひいたら、破傷風の治療を受けましょう。


4.AEDや心肺蘇生

反応の確認(呼びかけ)

注意:普通の呼吸と違う呼吸は、呼吸をしていないと判断します。(浅い呼吸など)

反応があれば、傷病者の訴えを聞きます。

反応がなければ、助けを呼びます。(協力者を呼ぶ)

協力者が来たら、特定の人に指示を出します。

あなたは119番に通報して下さい。

あなたはAEDを持ってきて下さい。

※皆に向けて言っても「誰かがするだろう」と考えてしまい、対応が遅れます。

AEDが届いたら、AEDの音声に従って行動します。

人工呼吸は、気道の確保をして、呼吸なしと判断した場合に行います。

●繰り返しになりますが、

心停止が起こった直後には、しゃくりあげるような、途切れ途切れに起きる呼吸がみられることがあります。この呼吸を「死戦期呼吸(あえぎ呼吸)」といいます。「死戦期呼吸(あえぎ呼吸)」は、正常な呼吸(普段どおりの息)ではありません。


※1歳未満の方には、AEDの使用をしないように。


詳しい解説


イア